今年(2018年)はバッハ生誕333周年
今年は!と言っても明日から11月。残すところ2ヶ月となり、なんとなく来年のことも少しずつ考え始めている方も多いかもしれません。
多くの音楽家や演奏家にとって畏敬の念を抱く存在であるヨハン・セバスチャン・バッハは1685年にドイツ(当時は神聖ローマ帝国)のアイゼナハで生まれています。
ちなみに同年にヘンデルやスカルラッティ(ドメニコ)も生まれていますから、音楽における時代区分でいうバロック時代に活躍した著名な作曲家が生まれた重要な年でもありますね。
今年は1685年から数えて「333年目」に当たります。
区切りがいいような、なんだか何かで大当りでも出たのか?と突っ込まれそうな数字のように感じなくもないですが、
バッハにとっても、そして彼や音楽のバックグラウンドとして大きな存在であったキリスト教にとっても「3」は特別な意味を持つ数字です。
そんな生誕333周年の今年、10年ぶりにCD「Bach on Guitar」をリリースします。
前作も大変好評をいただいて次作の声をたくさん頂いていたのですが
自分自身の知識や技術的な向上、そして曲に対する共感をさらに深めて行く中で「そろそろレコーディングしたいな」と自然に気持ちが湧き上がってくるのを待っていました。
今回のCDは楽曲の準備(つまり練習)は3年前から、その他いろんな文献を読んだりする作業は前作が終わってからじっくり進めてきました。
リリースは11月28日(水)の予定ですが、11月中旬のリサイタル等でも皆さんのお手元に届けられるかもしれません。
レコーディングにまつわる話から、どんな準備をしたのかなどなど、最近サボっていたこのコーナーでご紹介いたします。
お楽しみに!
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