ということで、、、
有言実行! スペイン旅行記 vol.3です。
サラゴサで聖母ピラール祭を満喫した後、
旅行はシグエンサという中世から続く古都へと舞台を移します。
サラゴサからバスでおよそ3時間。
今回の旅のメインイベント。ギター製作の巨匠、ホセ・ルイス・ロマニリョスさんとの対面です。
シグエンサについて、ホテルにチェックイン。一息ついて、すぐにロマニリョスさんが館長をつとめるギター博物館へ。
そして、ついに面会。
ご存知の方も多いですが、彼が1986年に作った”La Pluma”と名付けられたギターを、現在僕の演奏活動の大切な相棒として使っています。
それがご縁で、今回のスペインツアーが実現したのです。
人の縁とは不思議なものです。製作家の誰もが憧れる、現代の名工の一人。人間的にもスケールの大きさを感じました。
博物館では、ロマニリョスさんが長年の研究の中でコレクションしてきた貴重な楽器が収蔵されていて、それぞれの楽器を慈しむかのように、ていねいに説明してくださいました。
その夜は、ロマニリョスさんが主催して下さってリサイタルです。
町中には告知のポスターが貼りだされていました。
コンサートは、住宅街の一角にひっそりと建つ、市のコンサートホール。
古い佇まいは、なかなか趣がありました。
町中の方が大勢駆けつけて下さいました。
最後は、ツアー参加者も交えて、ロマニリョスご夫妻とお食事。
非常に楽しい時間は、あっという間に真夜中まで続きました。遅い時間までお付き合いくださったご夫妻。
そして、今回のもうひとりの立役者。というより恩人のギタリスト、高木さん(マドリッドから駆けつけてくださいました)には感謝!です。
再会を約して、翌朝にはマドリッドへ向け旅を再開しました。
この続きは、また次回のお楽しみ!
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