勇気をもって
言いたいと思います。
非難や誤解を受けることは覚悟しています。
でも、演奏会やスポーツの試合が次々に中止に追い込まれている現状を見て、非常に寂しく思っています。
被災地や現実的に運営を行うための人員が足りないなど、やむを得ない事情で中止するのは仕方のないことだと思います。
世間から見ると、芸術やスポーツって「娯楽」にしか過ぎないのでしょうけど、僕たち音楽家やスポーツ選手は、社会で必要とされるから存在しているのであって、決して非常時には「無用」になるわけではないと信じます。
こんな状況の中で、何を為すべきか、どうするべきか、一生懸命考えて行動しています。
その結果、会を行うか、中止するか、決断するのです。いずれにしても、「苦渋の決断」です。
でも、”ここで開催すると世間からの批判は免れない”という理由で、中止に追い込まれているのだとしたら、非常に憂慮すべきことです。
なんだか、そういう状況に追い込まれてしまった事柄も多いように思えてなりません。
いろんな意味での”先憂後楽”の心構えも必要だと思いますが、これから長い期間をかけて、国も、そこに住む人々も、心身ともに立ち直っていかねばなりません。
いつまで続くか分からない余震におびえるのではなく、出来る範囲内で、少しずつ日常を取り戻す意欲が、明日へのエネルギーへ変わっていくのではないでしょうか。
年端もいかない演奏家が生意気なことを言いました。お許しください。
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