昨日で3日間にわたって行われた今年の白寿ギターフェスタ、終了しました。充実のプログラムでした。

私は2日目の前半のソロリサイタルを任されるという大役を仰せつかったのですが{%power_a%}気負い過ぎることも無く（？）、いつもより速いテンポで弾くこともなく（？）、わりと良い意味でコントロールできた演奏が出来たのではないか、と思っています。もちろん、練習の過程から思い返しての反省点は多くあるので、今後に生かしていこうと思います。

トロバの曲なのに日本初演という”幻想的ソナタ”、そして超有名曲のコンポステラ組曲の、ヘビーな2曲一本勝負、というようなプログラムでしたが、皆さんの印象はどうだったんでしょう。幻想的ソナタ、これから日本でたくさん弾かれるようになると嬉しいです。

ところで、アンコールで弾いたトロバのブルガレーサが好評で、”してやったり！”{%ureshii%}と少しいい気にになっている私でした。技巧面で強烈なアピールをし過ぎなかったおかげかも！？　もちろん、そういうアピールもやって悪いことではないんですけど、バランスが上手く取れれば、両面見ていただけるんでしょうね。もうちょっと普段から心がけて練習に勤しもうかと・・・決意しているところです。

今回弾いた白寿ホール、とっても弾き心地の良いホールでした。リハーサルの時も”こんな場所で毎日練習できたら、あっという間に上手くなるだろうな”と呟きながら弾いてましたが、本番でもその印象はさらに良くなった感じでした。ｐｐの音がすごく綺麗に飛んでいくのが自分でも分かり、またホールの響きを自分自身で弾きながらも楽しめました。

今年は12月24日のリサイタルで再び演奏できる予定ですが、今からとても楽しみです。

来年以降もギターフェスタ続きます。次はどんな企画が飛び出すことやら。たのしみですね。また演奏者として呼んでもらえるようにがんばります！