【練習について その3】失敗を恐れず前進あるのみ!

   2020/11/05

5F22237B-04C9-4509-B6C2-E491C1ACBE08「私は失敗など一度もしていない。これでは上手く行かないという発見を何万回もしてきた」という言葉をご存知ですか?

生涯で1000以上の発明をしたと言われる偉人、エジソンの発言です。

練習のスタートはまず「ミスを見つけること」。楽譜上で(たったひとつでもいいですよ)見つけられるようになったら

次は「どうすれば上手く弾けるか?」を自分自身に問いかけ続けることです。

今までの経験や先生から頂いたアドヴァイス、その場で思いついたこと、なんでも構いません。

選択肢は多い方が良いですが、無ければワンパターンでもいいです。以前取り組んでいた曲を思い出してください。ヒントになるような経験や信頼する人からのアドヴァイスが必ずあるはずです。

自分の演奏に不満があるからと言って、”練習不足”だと短絡的な結論を出さないでください。

何回目で上手く弾けたか?何時間練習したら仕上がったか?という問いに対する答えは千差万別、十人十色です。

どうすれば?という自問自答に対して、「これでは上手にならなかった」という結論に至ったのなら、方法を変えてみること。

好感触なら「これだ!」という感情とともに練習が捗り、自信を深めることが出来ます。

なんでも良いのです。もし、本当に何も思い付かなくなったら

上手(だと自分が感じる)な奏者の演奏を楽譜を読みながらイメージを膨らませること

今は情報に溢れた時代です。文明の利器を存分に活用しましょう。

そして、

楽譜は大切なことから順に書いてある

ということを意識して楽譜を何度も読み返しましょう。

練習方法だって楽譜に書いてある!そう言い聞かせて自分自身も練習し、生徒さん達にも指導しています。

譜面を見ないで練習するのは非常にもったい無いことなんです。

エジソンが言ったいう他の言葉もご紹介します。先人の言葉は思慮深いなあと感じます。

「失敗すればするほど、我々は成功に近づいている」

「成功する人は“思い通りにいかないことが起こるのは当たり前だ”と分かって挑戦している」

「失敗者の多くは、諦めた時にどれだけ成功に近づいていたかに、気づかなかった人たちである」

もちろん全く同じミスを繰り返すのは好ましくありませんが、ミスを全くしないで上手くなった人はいません!

僅かでも上手く弾けたという手応えを探し続けながら、諦めないで練習しましょう!

 

 

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