以前に告知しましたが、28枚目のCD(ソロアルバムとしては節目の20枚目)が昨日リリースになりました。

今回は19世期、ギターの古典期に書かれた練習曲の中で世界中のギター弾きが必ず一度は弾くであろうカルカッシによる25のエチュード作品60です。もちろん1番から25番まで余すことなく全曲収録しています。

CDのライナーノーツでも書いてありますが、お手本の演奏をするのではなく「もしコンサートで演奏するなら・・・」という切り口で取り組みました。

練習曲というタイトルが付くと、ついつい技巧的な課題を課して取り組みがちですが、私は「音楽の練習」曲だと考えています。正確に音を出すのみにて終始せず、作曲者がどのような楽曲だとイメージしていたか？を大切に演奏しました。

楽譜を見ながらでも、コンサートを聴いている気分でも、今取り組んでいる曲だけでも、そして夕飯でも食べながらCD全部を通して聴いても、堪能できるCDに仕上がったと思います。

是非、お買い求めの上、皆さまの愛聴CDになると嬉しいです。

またCD発売記念コンサートツアーも開催中です。お近くにお住まいの方、是非足をお運びください。