楽器紹介2「マヌエル・ラミレス」
2021年11月14日コンサート使用予定ギター2本目は、マヌエル・ラミレス(ホセ・ラミレス1世の弟)です。兄のラミレス1世はその師匠であるフランシスコ・ゴンザレスのギターを元に製作していましたが,弟マヌエルは早くからトーレスの優れた製作方法に気付き,トーレスを徹底的に研究し,ボディをさらに大型化し,独自のスタイルを確立しました。
トーレスはモダンギターの原点とされますが,それをさらに発展させ,現代のギターに極めて近いスタイルを確立した製作家と言えます。またスペイン王立音楽院の弦楽器製作者の称号が与えられました。
彼の弟子にはサントス・エルナンデス,ドミンゴ・エステソらがおり,その音色は彼らにより引き継がれています。
関連情報は下記URLをご参照ください。